コロナは集団力を削ぐため?
コロナで、以前テレビで見た番組を思い出した。
現在、人類は私たちホモ・サピエンスだけが存在している。
過去にはハイデルベルグ人、ネアンデルタール人、
原人まで遡れば、本当に多様の人類がいた。
私たちホモ・サピエンスだけが
生き残れた理由の一つに集団力がある。
ネアンデルタール人はホモ・サピエンスと交配もしていて、
交配できる=近い種ということだし、文化や武器も持っていた。
だけど、集団力がなかったそうだ。
集団力が高いことで何が有利かと言えば、
情報と経験の共有であって、
自然相手であろうとヒトや動物相手であろうと、
生き残れる者がより多くなる。
ホモ・サピエンスは好戦的だから、
集団力を活かしてネアンデルタール人を
侵略をしていたかもしれないし、
ある程度は共存していたかもしれない。
いずれにせよ、ネアンデルタール人は
ホモ・サピエンスに取り込まれつつも絶滅したので、
集団力はヒトが今の繁栄を築くことができた大きな要因だ。
コロナは、その集団力を削ぐような気がするのだな。
ホモ・サピエンスがこれ以上の力を持たないように。
人類はちょっと増えすぎてしまったのだろうなぁと思う。
ここら辺が地球のキャパシティなのだろう。