今日は仕事で別部署のヘルプに回った。
新しいことが多くて、アラフィフの身には辛いわ（笑）
でも、脳をできるだけ使う方がいいね。

人間の体は、使わないと（使う必要がなくなると）
退化するようになっている。
何という合理的な造り。
いかに無駄なエネルギーを使わず、生き延びるか。
それが生の根幹にあるからだろう。

「スター・レッド」というSF少女漫画がある。
著者は萩尾望都。
とてもアバウトに言えば、超能力を持つ火星人と、
非超能力者の地球人の対決がメインテーマなのだが、
超能力を忌み嫌う地球人の印象深い台詞がある。

「超能力は人間の退化だ。
透視ができるのだから目はいらない。
テレパシーがあるのだから口もいらない。
念動力があるのだから、手もいらない。
テレポートができるのだから足もいらない。
そのうち、岩のようになって、ただ寝転がっているだけになる。
これを退化と言わずして何と言う」

漫画本がすぐ見つからないので、記憶で書いた。

超能力の箇所を、便利な道具、AIなどに変えてみたら、
背筋が寒くならないだろうか。

人は身体と脳を使いながら進化してきた。
そのことを忘れてはいけないと思う。

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