戦争ほど惨めなものはない
戦争体験者さんの言葉ですが、
「日常を奪い、思考を停止させ、若者を無駄死にさせる。戦争ほど惨めなものはない」
戦争を美化するものは危ないです。
前の戦争時に国民はそうやって誘導されてしまったから。
よくよく調べたら「戦争に賛成なんてとんでもない」って思いますけどね。
戦争というと、兵士さんが軍服着て武器を持って勇ましく、というプロパガンダ的なイメージがあるのかもしれません。
でもそれは兵隊さんごっこのイメージ。本当の戦争じゃない。
戦争の本当の攻撃は、もっと現実的で計画的で強力で残酷。
武力の前に経済制裁、海上封鎖、交易廃止。
むしろこっちの方が威力絶大なのでは。
「戦争賛成!」と喚いて煽られている人たちって、近所の大国を敵視してるみたいですけど、日本はその国と輸入輸出などで経済的にめちゃ繋がりありますよね。
その国と一ヶ月断絶するだけでも天文学的数字の損失が出ます。
一国と断絶するだけでもそうですから、他国ともそんな状態が何年も続けば、食料、部品、医薬品を始め、ただの布すら入手できなくなる・・。
前の戦争時、兵隊さんって入隊前に裁縫の訓練を受けてたんですよ。
自分で軍服を針と糸を使って直すために。
ボロボロの服を直して着続けるしかなかった。新しい服の支給など無かったのでしょう。
それに、日本の食料自給率は30%ほどですから、70%の国民は虫や草を食べるしかなくなります。「今日はコオロギ食べれてよかったね」みたいな会話が日常茶飯事になりかねない。
輸入に大きく依存してる日本が、世界のどこかと戦争するなんて自滅でしかないんですよね・・。